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:coast:
「 もう悪夢は 終わったんだ。
この かわいそうな子は
僕が守らなくちゃいけない。」
両親共に有名な音楽家。裕福な家庭に優れた容姿
そして並外れた賢さの全てを持って産まれた中村修也は
何一つ不自由なく幼少期を過ごしていた。
そんな修也の奇妙な趣味は
寝室を抜け出してリビングを覗きに行くこと。
ドアのガラス越しに見えるのは
優しい父親の拳が母親を襲う異質な光景だった。
▲ 物語の結末を歌った曲。
どこか穏やかな曲調の裏には
彼が最後まで隠し通した弱さがある。
▲ 二人目の主人公である
佐々木志歩が送る、結末後に紡がれる
:coast:アフターストーリー。
彼への想いは形を変えて
鬱屈と志歩の心の内に宿っていく。
Character introduction




中村修也(cv:瀬々)
syuya nakamura
佐々木志歩
siho sasaki
この物語の主人公。
三人兄弟の長男で、少し変わり者。
家庭問題で生活が一変。
家には居たくない。
学校では佐々木志歩の献身的な
アプローチを受け交際に発展。
修也にはない彼女の社交的な
人間性を吸収し、次第に他人を
コントロールし始める。
少々母親に対して執着気味で
良い子でいたり素っ気なくしたり
色々と試して気を引いている。
宮野叶夜
kaya miyano
父子家庭の一人娘。
父親は警察官で忙しく、
親子の関係性はかなり希薄。
学校では人気者。
クラスで孤立していた修也に
興味を持ち、彼をからかって
翻弄する一枚上手な憎めない少女。
彼の身に起こる異常にいち早く
気づいたが、間に合わずに
物語は最悪な方向へと進む。
友人を脳内で動物に喩えて呼ぶ
特殊な習慣がある。
修也の幼馴染。厳格で完璧主義者。
女系の強い一族の少女で
祖母、母、妹まで揃いも揃って
気が強い。
憧れの修也の前では
人が変わったように子犬のような
忠実さを見せ、いつも彼に期待され
褒められることを望んでいる。
修也に相応しいのは才の平凡な志歩
ではなく、全てにおいて完璧を追求
する自分であると思っている。
後にその全てを悔やむ。

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Electrical・demon
:coast: のストーリーに触れる
このアルバム内に出てくる名称がいくつかある。
「人間」 「悪魔」 「神様」 そして「黒山羊」だ。
そこであなたには、物語を楽しむために
いくつか覚えていてほしいことがある。
・人間は、悪魔の存在も神様の存在もわからない。
・神様はいつも真実を知っている。
・悪魔は人間を誑かす存在であり
姿を変えて物語の中に潜んでいる。
・黒山羊の正体は、悪魔である。
Special thanks:瀬々
▲ アルバムジャケットに描かれているのは 修也の弟である紫苑。13曲目の:Burst:は 彼視点で書かれた楽曲となり 悪夢のような結末で幕を閉じた物語と それを選んだ修也を第三者視点で眺める 紫苑の心境に注目していただきたい。

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はるのしにがみ
ほの暗い、最下層から送る
「大丈夫だよ、おしまいはあるんだよ。」
不安定な世界の最中、くらりが自分自身のために
綴った、もっとも貴方たちに届けたい楽曲。
喜びにも、悲しみにも、等しく終わりが来ます。
何もできなくていい、何も考えなくていい
涙が流れるならそれでいい。
そのおしまいを、ただ静かに眠って
そうして待っていれば良いのです。
▲ アルバムジャケットを飾るのは佐々木志歩。彼女を中心に、物語の結末が生んだすべての憂鬱が描かれる。一年を通して心を蝕む暗闇を、瀬乃くらり自身の体験を反映して楽曲に落とし込んだ最高傑作。
佐々木志歩 - - - 登場楽曲
Miscarriage
はるのしにがみ
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